1990-06-12 第118回国会 衆議院 商工委員会 第7号
それから、「その他」の項目ということで答申の中で「審議の過程において、価格安定制度又は輸入制限措置のある商品、生産流通構造が変革過程にある商品等についての上場適格性、政府の施策と商品取引所制度との関係、商品取引所行政と物資行政との関連等につき議論がなされた。」今後ともこれらの問題については云々というふうに表現をされて、これからの課題みたいな形で提起をされているわけです。
それから、「その他」の項目ということで答申の中で「審議の過程において、価格安定制度又は輸入制限措置のある商品、生産流通構造が変革過程にある商品等についての上場適格性、政府の施策と商品取引所制度との関係、商品取引所行政と物資行政との関連等につき議論がなされた。」今後ともこれらの問題については云々というふうに表現をされて、これからの課題みたいな形で提起をされているわけです。
そういう意味で、商品取引所行政、将来の問題について、行政官庁である通産省としてはどういうふうにお考えになっているか、一言伺って終わりにしたいと思います。
あくまでも当業者が判断をいたしまして、当業者が、その危険を分散する上において取引所をつくった方がいいというふうに合意が成立し、そして政府の方では、そういう合意の上で取引所ができた場合に、そこで起こる混乱なり弊害なりを防止するという立場で取引所行政をやっておるわけでございます。
両省に所管が分かれているために、取引所行政の二元化が弊害のある二元化ということでは非常に困りますので、このため従来から取引員にかかわる許可の基準、それから受託に際して遵守すべき事項等、共通重項につきましては両省間で緊密な連絡をいたしまして統一的な指導、監督を行っており、二元行政の弊害を防止するように努力をいたしておりますが、今後ともこの方針に基づきまして、遺憾なきを期してまいりたいと存じております。
〔萩原委員長代理退席、委員長着席〕 それから、商品取引所審議会の拡充強化、二点として商品取引所行政の一元化についてどう考えるか、この二点について最後に大臣からお答えいただきたいと思います。
○近藤参考人 ただいまの御指摘でございますがやはり小委員会の立場から申しますと、御指摘のように、具体的な問題をずばりと答申の中に出しますと、実は農林大臣なり通産大臣の行政権の問題、それからあくまでも小委員会の答申というのは役所の諮問に対しまして答えておることではございますけれども、やはり商品取引所行政というものは、先ほどからもお話がございましたように、非常に具体的な問題の運用につきましていろいろな問題
したがいまして、基本的に望ましいという立場は十分理解できるわけでございますけれども、やはり流通、生産おのおのと関連するわけでございますから、おのおのがやはり連絡を緊密にしてお互いに取引所行政にそごがないように十分配慮をしながら現状のままいくというのが当分の間実際にかなった措置ではなかろうかというように私どもは考えております。
○近江小委員 もう時間がありませんからこれで終わりたいと思いますが、商品取引所行政の一元化につきましては将来の問題として指摘されておられるわけでありますが、具体的にどういう形を予想されておられるか、両省はどのように考えるか、それをお聞きしたいと思います。
○山下(英)政府委員 不当な勧誘をはじめるる拝聴いたしました事柄は、従来とも取引所行政の重要な行政目的としておったところでございまして、結論としてお申し越しくださいました点は、今後私どもの行政の指針としてよく頭に入れてやっていきたい、こう思います。
少なくとも取引所行政については一元化すべきである、こういうことなんですから、最低線それはすべきである。したがって両省がこれから年末年始にかけて十分相談をされて、通常国会におきましては、ここまでいたしますということに結論を報告をしてもらいたい。
○両角政府委員 商品取引所につきましては、過般来いろいろな事故が多発をいたしまして、これに対する国会の御指摘もこれあり、また取引所行政自体といたしましても、問題の重大性にかんがみまして、商品取引審議会におきまして、取引所業務の全般的な再検討を中心としまする問題の根本的な総点検を行なってまいってきておる次第でございます。
○小暮政府委員 あるいは担当部長のほうから取引所行政という角度での発言があると思いますが、ちょっと蚕糸園芸局の立場でもう一言補足して申し上げておきます。
ただ、取引所行政と申しますか、あるいは企業対策といったような、農林省が従来ややともしますと、もの別にばらばらにやっておりました行政を、先般の機構改革で農林経済局に特に新たに専管の部を設けまして、この企業流通部において一連の企業対策並びに取引所行政あるいは消費者対策といったようなものを強力に推進したいというようなことから、あのような行政改革が行なわれたと了解いたしております。
政府においては上場商品の適格性について、あるいは清算会社の構想などについて根本的な検討をされ、あわせて主務省の監督機構を強化して、商品取引所行政に遺憾なきようつとめられることを望んで、本案に賛成いたします。
戦前の厳重な監督主義の取引所行政の時代であってもそうでございました。それから現在の商取法の大臣ができるというその規定のもとでも、穀物以外のものには法律上大臣の権限を発動されることはございません。そういう点から考えてみますと、この点はわれわれとしてどうも納得がいかない。もっとも、これは全然欲得の心のない頭のいい公平な役所が考えられることでございますから、何か理由はあると思います。
そのほかに、いわゆる一般の商品取引所行政ですね、一般の行政職、これが六人ございます。したがいまして課長を含めまして大体十人、こういう形に相なります。
それからなお、商品取引所行政の重要性にかんがみまして、四月の二十五日付をもちまして、従来、商務課で担当しておりました商品取引所行政を二つに分けまして、商務第二課というものをつくりまして、そこで商品取引所行政を専門にやる。若干別の事業がございますけれども、大部分商品取引所行政に当たる、こういう制度改正も実施いたしております。大体通産省関係は、そういうような体制で現在やっております。
これは重要な問題だと思いますので、この取引所行政の監督の面から、どういうふうな配慮を今後されようとするのか、これを具体的にひとつお示し願いたいと思います。
第四は、商品取引所行政の重要な事項を調査審議するための機関として商品取引所審議会を設置することであります。これは、取引所行政が国民経済全般に影響するところが広く、しかも各方面に関連を有しますので、主務大臣の権限の行使にあたつては、ほとんどすべてこの審議会の議決を経なければならぬことといたし、もつて取引所行政の運営の万全を難しているのであります。
第四点として、商品取引所行政の重要事項を調査審議する機関として商品取引所審議会を新たに設けたこと。本審議会の会長及び委員は、原則として両議院の同意を得て内閣総理大臣が任命することになつております。第五点として、各種の紛争を円満に解決するため仲介の制度を設けたこと。
次に改正の第四点としては、商品取引所行政の重要な事項を調査審議するための機関として商品取引所審議会を設置したことであります。これは取引所行政が国民経済全般に影響するところが広く、しかも各方面に関連を有しますので、主務大臣の権限の行使にあたつては、ほとんどすべてこの審議会の議決を経なければならぬことといたし、もつて取引所行政の万全を期した次第であります。
次に改正の第四点としては、商品取引所行政の重要な事項を調査審議するための機関として商品取引所審議会を設置したことであります。これは、取引所行政が国民経済全般に影響するところが広く、而も各方面に関聯を有しますので、主務大臣の権限の行使に当つては、殆んどすべてこの審議会の議決を経なければならぬこととし、以て取引行政の万全を期した次第であります。
次に改正の第四点としては、商品取引所行政の重要事項を調査審議するための機関として、商品取引所審議会を設置したことであります。これは取引所行政が国民経済全般に影響するところが広く、しかも各方面に関連を有しますので、主務大臣の権限の行使にあたつては、ほとんどすべてこの審議会の議決を経なければならぬことといたし、もつて取引所行政の万全を期した次第であります。